終活：葬儀アドバイス集

葬儀と終活をお考えの時期や年齢などの取り決めは、どなたにもございません。確かに以前に比べ、葬儀などにもお金をあまり費やすことなく、質素に執り行う方が少々増えてきた感がございますし、終活におきましても、身の回りの整理整頓を行い、無駄を削ってシンプルに生きることを実践されている方も増加の傾向をたどっているようでございます。

また、マスコミや雑誌、書籍等にこれらの将来像の事柄がひとたび取り上げられますと、これらの強烈な影響から、やはり元気なうちに将来を見据えて準備をしようという気持ちもおきてくるのではないでしょうか。さらには、どのような事におきましても、前もって準備を行っておくことで、自らに安心を与えるとともに周囲の関係者、家族にも不安感を払拭させるといったことができてまいります。

ピンときた時が葬儀、終活をお考えになるタイミングと申せましょう。

終活という言葉はすっかり定着してきました。死への準備との意味のあるこの言葉はややもすればネガティブに捉えられることもありますが、どんな人間もいつかは亡くなってしまうということを考えれば、死に対する備えも自然な物に見えてきます。

終活を行う理由は人によって様々です。中でも特に多いのは残される家族に迷惑をかけたくないという物です。人が亡くなると家族は精神的にも、経済的にも大きな負担を負います。その経済的な負担を考えて事前に葬儀のことを決めておく方がおられます。

予算の都合も事前につけておくことが出来ます。また、家族へのメッセージを残しておくなど葬儀の内容を決めることも可能です。葬儀は悲しいお別れの行事というイメージから、最後のメッセージを伝える場へと変わりつつあります。

伝えるためには事前の準備が重要です。